ある時、管理人が言った。「俺、N◎VAで寿司職人のキャストのアイディアがあるんだ」
 最初はちょっと言ってみただけだったが、後に管理人の友人である的冬班度流が言った。「前言ってた寿司職人を主人公にする話、考えてみた」
 俺は言った。「…マジで?」
 その男はマジだった。そして、料理人対決という微妙に珍しいシチュエーションのN◎VAのアクトが始まった。



 RL紹介

 的冬班度流…今回RL(ルーラー。トーキョーN◎VAにおけるGMである)をやる人類の亜種。種族名は『N◎VA中毒者』と『エヴァ中毒者』のハーフ。最近(2005年4/1現在)はラジアータとかにもはまっているらしい。リプレイを取るのでアクトトレーラー(今回予告)とハンドアウトは用意したようだ。なんて珍しい。珍しすぎて管理人はこの的冬班度流は偽者なんじゃないかとか思ってしまうぞ。



 PL紹介

 彷徨獲…このサイトの管理人。自称模範的なPL。実態はコレ……………ではない。とりあえず、周りからは『非常識』とか『悪役』とか『そもそもお前、人間だったっけ』とか言われるので、そこから人物像を想像してみてください。


 半可通…この人に関しては、常識人としか説明できないので困る。その日の体調や気分によってロールプレイが大きく変化するという特性があるような気がする今日この頃。



 PC紹介

 助六/すけろく(PL:彷徨獲)…寿司職人界のカリスマ。あらゆる物事を、料理と寿司を基準に考えることが出来る漢。『粋』な柳刃包丁を持ったこの漢を止めるのは至難の業である。一人称は『俺っち』。


 桜庭太一/さくらば・たいち(PL:半可通)…千早重工のクグツであり、特に護衛の任務に付くことが多い特殊なエージェントである。あらゆる苦痛を取り除く千早特性の薬を使って働く典型的な(そして理想的な)クグツである。




RL:じゃあアクトトレーラー。


 N◎VA最高の料理人を決めるニューロな死闘。N◎VA一料理武闘会。
 予選における課題の食材を手に入れるため、漢達は四国へ向かう。
 そこで見たものは…。
 そして、決勝戦の行方は…。


 トーキョーN◎VA the Detonation モノプレイ『誇り高き刃(←包丁、と読んで下さい)』


 かくて、運命の扉は開かれた。



RL:じゃ、ハンドアウト。


  キャスト1 推奨スタイル:カブキ アクトコネ:三原健(スペード)
 キミは、N◎VA一料理武闘会で、かつての弟子に再会した。
 「ここで決着を付けましょう」
 そう言い放つ彼の言葉に、キミは…。



RL:じゃ、次の人。


  キャスト2 推奨スタイル:クグツ アクトコネ:早川美紗(ダイヤ)
 キミは千早のクグツだ。今回の仕事は、千早が開催する料理大会における参加者の護衛、そして不正行為の取り締まりだ。
 「がんばって下さい」キミの上司の早川美紗は言った。



RL:最後の1人は…。


  キャスト3 推奨スタイル:トーキー アクトコネ:九条(好きにしていいよー)
 料理の取材がんばれー。



RL:以上。


 だが、PLは二人しかいない。幸か不幸か、上の戯けたハンドアウトは無視されることになった。


彷徨獲:相手はこちらの力を認めているのか感情的にぶつかってくるのか、どっち?

RL:力を認めている。

彷徨獲:元弟子でしょ? そりゃハートしかないって。

RL:ハートなのかっ?(笑) 家族か。

彷徨獲:じゃ、キャストの紹介ぐらいするか?

RL:しといて。

彷徨獲→助六:では、キャスト1と言われたからには先に自己紹介させていただこう。名前は助六。世界最高の寿司職人だ。そして、特徴は相当品をたくさん持っていること。

RL:それは言わなくて宜しい!(笑)

助六:なにせ武器は柳刃包丁。

RL:…ッ! それがタイトルのキーアイテムか!

助六:勿論だ。この柳刃包丁は凄いんですよ。何故か<交渉>の達成値に+3される柳刃包丁なんですよ(一同笑)。

RL:そうなのか?(笑)

助六:[魔剣]だよ、しかも。他にも『すごい寿司』を持っている。

RL:もういいよ!

助六:『すごい服』相当。勿論、<芸術:寿司>を以って戦う。

RL:この辺で切り上げて次の人行っていいですか?

助六:えぇ〜? まだ相当品いっぱいあるのに。

RL:いいよ、もう! 使う時に言え!

助六:1/5も言ってねェよ。

RL:この5倍あるんかいッ?(爆笑) 次の人行くよ。

半可通→太一:はい。私はクグツ。桜庭太一と申します。

助六:あ、俺スタイル言ってなかった。

RL:もういいよ。

助六:カブキ=カブキ、カリスマ。

太一:カブト、クグツ◎●、カゲです。

助六:ぺ…ペルソナはカリスマ。キーはカブキです。言い忘れてた!(爆笑)

RL:五月蝿ェ!(笑)

助六:そう言えばそんなものがあった。このゲームには。…寿司世界のカリスマですよ(一同爆笑)。

RL:先に進めさせろォ!

助六:<社会:寿司>を2レベル持ってるからね。

RL:ちなみに今回、シナリオはハンドアウトとアクトトレーラーしか存在しないから。

助六:いつものことじゃん。

RL:うるせ。前、下手に公式シナリオ使って大失敗したから。じゃあ始めますよー。キャスト1から。


 オープニング1(カゲ)


助六:うわ、カード微妙だ。

RL:じゃ、行くぞ。助六。

助六:(自分のプロファイルシートを見て)あっ、ちなみに誕生日は11/1だよ。

RL:分かった(笑)。はい。

助六:キミは分かっていない! 11/1はな、寿司の日なんだ。

RL:初めて知ったぞッ(笑)。ためになるリプレイだな。…無数の料理人たちでごった返す会場。キミはそこにいた。

助六:ちなみに料理って何作るの?

RL:ちょっと待って。それは千早が開催するニューロな死闘。N◎VA一料理武闘会。会場はでっかいホールだと思って下さい。

助六:はい。年齢47歳だから……普通ぐらいの年齢だよね。

RL:(???)「お久しぶりですね、師匠」

助六:「お前さんは…三原? 三原健か?」

RL:(三原:)「お久しぶりです」

助六:「ああ、俺っちは長らく北米にいたからな」

RL:(三原:)「流石ですね、師匠…いえ、元師匠と呼ぶべきですか」

助六:「まだ免許皆伝はしていなかったはずだが…」

RL:(三原:)「私とあなたはやり方が違う。そういうことですよ」

助六:「そうか。…自分の道を歩むってんなら、それでもいいさ。だが、それで俺っちに敵うと、本気で思ってるんで?」

RL:(三原:)「それを証明するために、この大会に出るんですよ」

助六:「ふん、成程な」

RL:(三原:)「では、そろそろ発表ですよ。予選の種目が」

助六:「フッ、寿司ならば、負ける気はないッ!」

RL:シーン終了。


 オープニング2(マヤカシ)


RL:君の前には上司の早川美紗が立っている。(美紗:)「今回の大会は、予選出場者一人一人に護衛、兼不正行為の取締役が付くことになります。あなたが今回付くことになるのは、この人です」助六の写真が渡されます。PC間コネ取ってね。

助六:キャスト間コネ。

RL:あ…。…N◎VAやるとGMとかPCとか言っちゃうんだよ。他のゲームだとRLとかキャストとか言っちゃうけど。

助六:それはキミがおかしいんだよ。

太一:何で取ろうかな。スペードにしようか。

助六:外界だよね。こっちは。

RL:(美紗:)「がんばって下さい」

太一:「はい」…何日後?

RL:三日後。

太一:じゃあ三日間の間に死んでも私のせいじゃない(←をい)。

RL:じゃあシーン終了。






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